芸術

2013年12月 3日 (火)

アルテピアッツア美唄~冬

        お早うございます。

     今朝の札幌は、白い空です。

     ここ数日、ブログをお休みしましたが、とても素敵な毎日が続きました。

 

     まず、昨日のことからアップしますね。

 

 

     122

 

 

     ベランダから望む藻岩山です。

     穏やかなお天気・・・

 

 

     数日前から当日まで、お天気や高速道路の情報を確認していました。

       冬のアルテピアッツァ美唄・・・ 決行です !!

 

 

     途中、岩見沢付近ですごい吹雪。

      道路状況も湿った雪が積もっていました。

      凍結注意や50㎞規制の電光掲示板を見るたび、

      安全運転、ゆっくり落ち着いて・・・と呪文を唱えながら・・・。

 

 

      追い越し車線の車が次々通るたび、

     バシャ~、バシャ~と雪しぶきがフロントガラスを覆い、

     その音と雪に、「キャ~~」と叫ぶ私でした。

     ディズニーランドのスリルあるアトラクションを続けて乗っている感じ。

 

 

      でも、雪が激しくないところでは北欧のような景色が広がり、

     現実とかけ離れた別世界を楽しめましたよ。

 

 

    
                 

 

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              美しい世界に、到着です。

 

 

 

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            まず、カフェで温まりましょう。

           カボチャスープとぽこぽこパン、珈琲。

 

 

           窓から見える景色に、心も温かく。

 
       

 

         

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           時々、樹の上の雪がドサッと落ちます。

           ぱらぱらとした雪の余韻もきれい・・・。

 

 

 

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      さて、長靴をお借りして、外へ出ましょう。

      大きな粒、ワタのような雪。

      白い空を見上げながら歩いていると、身体が軽くなっていくよう・・・。

 

 

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              雪の持つ神秘性を感じながら。

 

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     赤い屋根のカフェと針葉樹の雪景色は、まるで絵本の世界。

 

 

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      雪を踏み分け歩くと、安田 侃さんの彫刻が現れる。

 

      季節の背景が変わると、又新しい発見がある

 

 

             Jpeg

                          

 

            森の入り口のようでもあり、

            それは自分の内面への扉のようでもあり・・・。

 

 

 

 

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      葉が散ったプラタナスの木には、

      クリスマスオーナメントのような実がたくさんついていました。

      ゆらゆら揺れてかわいい。

 

 

 
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     静かに静かに降る雪は、周りの音さえ消してしまう。

 

     話し声も小さくなって、会話さえ必要性がなくなっていくようです。

 

 

 

         
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       雪が激しくなってきました。

 

       あの緑一面、紅葉の彩りが幻のように・・・。

 

 


   
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     校舎の中のギャラリーには、写真が飾られていました。

     なかずみ ひとしさんの写真展 《 樹 》  《 咲 》

 

  
                      

    雪景色の中で凛と立つ二本の樹、バックカントリー・スキー(歩くスキー)で

   3年間通い撮りためた写真の中から30点を展示してありました。

 

 

               

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          作者の想いを感じる素晴らしい写真の数々。

 

 

 



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       この広い空間に、数人。

 

 

 

                 何と贅沢なことでしょう。

 

 

      冬の雪景色は、デコラティブだった自然の姿を削ぎ落とし、

 

 

                もっともシンプルな形にしていく。

 

 

 

      安田 侃さんは、美唄の出身。

 

 

 

                原風景と作品が呼応している。

 

 

 

 

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         雪を少しすくって、固めていったら、

         Snow Heart が出来ましたよ。

 

 

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        アルテピアッツァ美唄では、《こころを彫る授業》として、

        大理石に自分自身の心を彫るという授業をしています。

 

 

        いつか参加してみたいと思っていますが、

        今回は、雪でこころを表して。

 

 

 

       Snowheat_2

 

 

        一周して、もう一度カフェへ。

        ホットミルクと桃のタルト。

 

 

 

            Snowheatjpgjpeg 

 

 

 

                    「ありがとう」の気持ちを残して。

 

 

 

       ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 

    帰りは、嵐の海と、空の上を車で飛んでいるような天候でした。

    まるで、現実世界へのテレポーテーションやタイムマシンに乗ったら、

    こんなふうな映像で描かれるのではという体験。

 

    以前伺った時に、スタッフの方から「冬のアルテも良いですよ」と。

    その言葉が、幾度も心に残響していました。

    行き帰りの道路事情を差し引いても、何故か強く惹かれる。

    札幌にいらした佐々木 薫先生に、是非冬のアルテを散策して頂きたい

    白い世界と幸せな時間を過ごして頂けて、本当に良かったです。

 

 

 

          ・・・  《冬のアルテ美唄引力》に導かれるままに。

 

 

 

         秋の様子はこちらをご覧ください。

          9月27日28日 10月28日~30日 

 

 

 

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2013年9月28日 (土)

アルテピアッツァ美唄~Ⅲ

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            旧校舎の2階、アートスペースに入ると、

        廊下の中央に作品があります。

        もうこれだけでも、すごい!と。

 

 

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       美術館でなく、この温かみのある空間だからこそ、、

       作品の持つ柔らかさがしっくりきます。

 

         Photo

                        
 

 

          貸ギャラリースペースにもなっていて、

          絵も楽しめました。

 

          窓からは、紅葉も楽しめました ♪

 

 

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      所々に、雰囲気のある椅子が置いてあるので、

      心が座ったようで休んだ気分になります。

 

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        さて、旧校舎から出て、広場へ戻り階段を上ると、

        《カフェ アルテ》があります。

 

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      木立の中、どこを撮っても素敵な写真になるでしょう。

      エントランスのアプローチも、木がふんだんに使ってあって好み~。

 

      でも外は素敵だけど、カフェはどうでしょう。

      ここまで素晴らしいことの連続でしたので、 

      外れるとショックが大きい。

      あまり過剰な期待はせずに・・・。

 

      しかし、中に入ると期待を裏切られるどころか、

      この上質な空間には、こういうカフェという、統一感が感じられました。

 

      後から伺ったお話によると、全部、安田侃氏と奥様が監修して、

      選び決めているということです。 木の1本にしても!

 

      ですから、中心軸からブレたり、チグハグなところが全く感じられない。

      すべてジグソーパズルのように、気持ち良い位ピタッとはまる。

      その細部までにこだわっている美意識が随所に感じられ、

      心地良い空間を生み出している。

 

      良い仕事というのは、自分のこだわりを妥協せず、

      可能な限り実現させていく、ということ。

 

      そして、それが神経質や冷たい感じ、気難しさに感じられたら、

      ただの自己満足で終わりますが、

      皆さんの共感を得られる、喜んで頂ける、幸せを感じて頂けたら、

      それは素晴らしい仕事だと思います。

 

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       薪ストーブ、天井は見事な木の梁。

      窓側に一枚板のカウンター。

      旧校舎に対して、ともすれば新築のカフェは生っぽく、

      空間に馴染みにくいかと思いますが、

      古民家からの大きな梁を天井に配することで、他との連続性を持たせ、

      ほっと安らぐ空間を醸し出しています。

 

 

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      誰もいなかったので、作品が見える正面の特等席に。

 

 

              最高の贅沢 ・・・。

 

  実はランチは《こはれ》という、おそばと地鶏が美味しいお店に行く予定でした。

  美唄を調べていて、紹介しているブログがあったので知ったのですが、

  行ってみると閉店していて残念に思いました。

  なので、お昼抜きでここに来たのです。

 

  でも不思議にお腹が空いたと感じられず、夢中でどっぷりと浸っていました。

  芸術という美味しいご馳走を楽しく頂いたといった感じでしょうか。

 

  心が満足すると、食欲は抑えられるのかな。

 

     カフェで、ぽこぽこパンのシナモンと桃のケーキを頂きました。

     いちいち書くときりがないのですが、

     《ぽこぽこパン》というネーミングも良いでしょう。

 

     「ちょうど焼き立てです」と、笑顔で持って来てくれました。 

     その名の通り、ぽこぽこです。 

     ふわふわで美味しい~、  お代わり~  (◎´∀`)ノ

 

     手作りのケーキもコーヒーも、とっても美味しくて、幸せ。

 

     幸福感に満たされましたので、ついスタッフの方とのお話も弾みます。

     一緒に行ったKさんは、建築に詳しいので、質問も専門的。

 

     お店の方は、とても感じが良い上に、安田侃氏の作品はもちろんのこと

     芸術、建築全般について、造詣が深い。

 

     私は素人ですが、目の保養だけはしているほう?なので、

     話していて楽しく、益々心地良い時間になりました。

 

     直島の話になり、彼女はそこで安田侃氏の彫刻を観て深く感銘を受け、

     このカフェで働くことになったという。

     私たちの質問に的確、かつ親切に教えて頂き、素晴らしい女性でした。

     もうおひとりの方も、安藤忠雄氏のセミナーに参加している様子で、

     好きな道を突き進んでいらっしゃる素敵な方とお見受けしました。

 

     目を輝かせて、一生懸命お話しする若い方との出会い、

     心が通い合い嬉しく思いました。 

     楽しい時間を、どうも有難うございました。

 

    今回は貸切状態でしたが、土、日はやはり混むという事です。

 

    そして、北海道の人より本州から見える方が多いとか。

    特に冬は、雪と彫刻の美しさを見にわざわざいらっしゃるそうです。

    直島も美唄も、かつては三菱財閥が仕切っていた地という共通点。

    現在は、アートという共通点で結ばれている縁のある地。

 

    以前から直島には行ってみたいという想いがありますが、

    ここは北海道の直島といえるのではないでしょうか。

    どちらも完成ではなく、

    作品はこれからも増えて拡がっていくエンドレスな世界。

 

 

    北海道ガーデンばかり追いかけてきましたが、

    北海道アートも発信していきましょう。

 

    北海道に住むアロマセラピストとして、インストラクターとして、

    その素晴らしさをお伝えするのは、私のミッションと思っています。

    東京や関西にいたからこそ、感じる違いや長所を発信していこうと。

 

    そしてアロマセラピストとして、手の感性を磨くことと同じ位、

    心の感性を磨くことは、とても大切なことと思います。

    心が喜ぶ美しいもの、楽しいこと、幸せなことをたくさん吸収しましょう。

 

    イギリスガーデンブログ以来の熱いブログになりましたが、

    皆さまの心に伝わりましたら、幸せに思います。

 

 

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         話が逸れました。 戻ります。

         カフェから出て、野外彫刻を観に行きましょう。

 

      ここの良さは、旧校舎の1階が実際使っている幼稚園ということです。

      小さい子が先ほどの大理石の池やせせらぎで水遊びをしたり

      広場を駆け巡っていたり・・・ 微笑ましい光景でしょうね。

      安田氏は次世代の子供たちに、自然と芸術という環境を用意したのです。

      ここで感性を育む子供たちは幸せですね。

 

      アートスペースにあったノートには、

      「ここはおばあちゃんのかよったがっこうです。

      これてよかった」と。

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         カフェの座る位置によって、見える彫刻が変わります。   

         正面だけが良いのではなく、木を通したり斜めから見たり、

         多面的に楽しめるのです。

 

 

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     どの角度から見ても、素晴らしいように配置されているのですね。

 

     前景も背景も・・・。   

 


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      森をお散歩していて、ふと出会ったら楽しいですよね。

  


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       反対側から見ても絵になります。

            



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       豊かな空間、美しい自然の中にあるからこそ、

       作品の存在感やメッセージが迫ってきます。

  

       一人でも、わざわざ行く価値あります。

 

       人も車も家も、密度の高い東京や都会に住んでいたら、

       思いっきり手を伸ばせて、深呼吸したくなる、

       心広げられるところが必要でしょう。

 

 

     「アルテピアッツァは幼稚園でもあり、彫刻美術館でもあり、

     芸術文化交流広場でも、公園でもあります。

     誰もが素に戻れる空間、喜びも哀しみも全てを内包した、

     自分自身と向き合える空間を創ろうと欲張ってきました。

     この移り行く時代の多様さのなかで、

     次世代に大切なものをつないで行く試みは、

     人の心や思いによってのみ紡がれます」  ・・・ 安田侃氏の言葉。

 

 

   「こころを彫る授業」が毎月催されているそうです。

        大理石を無心に彫っていく中で、自分の心と向き合う。 

        どんな形の心になるのでしょう…参加してみたいですね。

 

 


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         美唄の誇り。 北海道の誇り。

 

         アルテピアッツア美唄・・・ どうぞ、いらして下さいね。

 

 

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2013年9月27日 (金)

アルテピアッツァ美唄~Ⅰ

         

 

     今の想いを、どんなふうに切り出したら良いのか。

    ワクワク、ドキドキ、感激、感動・・・・そんな浅い言葉で表わせない。

 

    新しい回路の線が繋がれたような、

    今までとは違う心の深い領域まで揺さぶられたような・・・。

    驚きと心地良さ。 斬新さと懐かしさ。  

    作品を含めた空間全部が、とにかく素晴らしい場所。

 

    その名は聞いたことがあったけれど、

    初めて訪れた《アルテピアッツァ美唄》   ・・・ ご紹介しましょう。

 

 

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              《 妙夢 MYOMU 》

 

       同じ彫刻で白い作品が札幌駅にありますが、

       自然の中にある作品は格別に素晴らしく感じました。

 

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       元体育館だったところをアートスペースとして使っています。

       天井が大きなドーム型で、木の骨組みが素敵。

 

 

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        趣きのある窓枠、木の長いベンチには座布団。

        少し湿っぽい暗い室内に、窓からの明るい光が射し込む。

        その対比も美しい。

 

        遠い年月を感じる匂い。

 

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      磨き上げられた床に置かれた作品は、静かに語りかける。

 

 

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        ブロンズの滑らかさ。

        材質は硬いのに、柔らかい動きを感じる。

 

 

              
  
       
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          《 めざめ MEZAME 》

 

 

           観る場所、光の入り方。

 

           陰影の美しさ。

 

 

 

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       観れば観るほど、語り続ける。

       心が波打って離れがたく・・・

 

 

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               黙っているようで、雄弁。

 

 

             

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     アートスペースに、いつまでもいたい気持になりましたが、

     スタートの場所から、期待以上の芸術的エネルギーを受けて、

     次の場所も早く行ってみたいという期待感に急き立てられました。   

                

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     初めての場所なのに、胸の奥がキュンとなるような懐かしさ。

 

     低学年の時、鉄筋校舎建て替えで取り壊される前の木造校舎が、

     記憶の片隅から何十年ぶりにすうっと蘇った。

 

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             圧倒的な存在感。

 

             緑に映える大理石。

 

             そこには、清水が流るる。

 

 

      
    


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        空間に彫刻を置くことで、そこは特別な場所になる。

 

        自然も作品も、お互いが刺激し合い、惹き合い、高め合う。

 

 

 

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         この大理石に、また足元が危うく胸が躍る。

 

        重厚感があり、すごい厚み。 

        だけど重苦しさや息苦しさ、押しつけがましいところはない。

 

        艶やかで、抜け感がある。

 

     


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        面白い組み合わせでしょう。

        写真ではなく、この空間に身を置きたいと思いませんか。

        彫刻を観るのではなく、空間全体から身体全体で感じる喜び。

 

      

    
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 美唄(びばい)は、かつて日本有数の炭鉱の町として栄えました。

      しかし、1973年に閉山後、多くの人が町を離れていったのです。

 

      実際、高速道路を下りて美唄を走ると、

      活気なく少し寂れた感じを受け不安な気持ちになりました。

 

      まるで華やかなお祭りの後、忘れられて

      ずっとそのまま錆びてしまったよう・・・

      そして、二度とそのお祭りは来ないのだから。

 

      廃校になった小学校跡地に、この地の出身、安田侃(かん)氏が

      野外彫刻公園を造ることを決意したそうです。

 

      美唄市と共に造られた《アルテピアッツァ美唄》は、

      町の人々に新しい夢を与えたのではないでしょうか。

      そして、このプロジェクトは終わることなく増え続けていくという。

      希望に満ちた未来を信じられる。

 

      美唄の歴史、安田侃氏の想いと、このプロジェクトを知り、

      訪ねる私たちまでも温かい気持ちになり、     

      心から応援したくなったのです。

 

 

 

 

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2011年12月12日 (月)

地中美術館:直島

  

    直島にある地中美術館の素晴らしい旅をKさんから伺って、

    益々想いが募ったこの頃です。

    その本をお借りして、改めて安藤忠雄氏に興味を持ちました。

                      

              

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               光と影。

              水と風。

                    

              空間と建築。

                 

              無限と有限。

              自然と人間。

          

              安藤忠雄氏の建築は、

              美しい自然を、

              より際立たせ、

              見る人の感性に深く入り込む。

                    

              大きな風景を

              芸術的な構図で切り取った

              一枚の絵画のように。

           

          

        

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2011年11月26日 (土)

シルク・ドゥ・ソレイユ ZED~人間は芸術品

    

     先日の続き、2日目を綴ります。      

     ディズニーシーでたっぷり遊んだ夜は、ゆっくりと休みました。

     二人は興奮して、眠れなかったという。

     私・・・夢みたような気がするけど、思い出せないわ。

            

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     朝、東京湾に面したホテルの窓から富士山が見えました。

     風は少し強いけど、又良い1日の始まり~。

 

     韓国お土産のパック顔で、おしゃべりするのも女子(!)ならでは。

     モチモチ肌になったし、気分も上々。

     次は持参したトリートメントオイルで、

     KさんとHちゃんにハンドマッサージですわ。

     ラベンダー、オレンジ・スイート、サンダルウッドの香りでまったり。

     私と旅行すると、こんなサービスつきですよ (*^ω^*)ノ彡

              

        003

   

    11時頃チェックアウトして、イクスピアリを散歩。

    カリス成城さんも入っていました。

    【自然派ビュッフェ 響の詩】で、ランチ。

    千葉県で取れた食材を使った千産千消(千葉県だから≪千≫にかけています)

    を取り入れた身体に優しいメニュー。

    お野菜ふんだんで、どれもおいしゅうございました。

    焼きおにぎりのシラススープ茶漬け・・・ ◎

           

    さて、本日のメインです。

    ≪シルク・ドゥ・ソレイユ ZED≫

    このショーだけに設けられた会場。

    中はドームのように大きくて、ステージが下にあり、

    その回りを囲むようにせり上がった客席がある。

    暗闇の中を迷いもせず、スタスタ案内係のように進んでいくHちゃんの後に

    続くと、そこはとっても良い席! (座席表まで覚えていたとか)

           

    高い天井のいたるところから、たっぷりと幕が吊るされて、

    神秘的で、特別な異空間。

    今までに味わったことのない期待感が沸々湧いてきます。

    開演前から、ピエロの二人が客席の人を交えて笑いを誘う。

    

    序章の後、するするする~と、あの幕がステージの穴の中に

    全部吸い込まれていく・・・。

    あっと驚かせる演出。 そして始まった・・・

                                                 

        Img019

   

      

     シルク・ドゥ・ソレイユ=太陽のサーカス

     生命の芸術。

     この感想を記すには、あまりにも素晴らしすぎて言葉が見つからない。

     ホームページに動画があるので、是非雰囲気をご覧下さい。

     

     人間の多彩で豊かな表現力。 磨き上げた美しい姿と動き。

     技や身体能力を極限まで極めている。

     人間の素晴らしい可能性。

     しなやかで、強堅

     まさに、人間が芸術品。

      

        躍動感のある美術品のような、

               

        静止した姿はギリシャ彫刻のような、

                

        人の美しい光線が、心の奥深くまで幾重にも透過していく・・・

                 

        その輝きが凝縮して、見えないダイヤをかたち作る。

 

        それが心の中で、柔らかく回りだす。

                   

        ダイヤを削ったかけらは、

 

        幾筋もの涙で流れて・・・。

 

                     

                     

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2010年7月16日 (金)

「古代ローマ帝国の遺産」・北海道立近代美術館

  

  アロマテラピーの歴史にも出てくる古代ローマ。

  プリニウス、ディオスコリデス、ガレノス、皇帝ネロ。

  テキストに、“プリニウスがヴェスヴィオス火山の大爆発で亡くなりました”とある。

  妙にその一行は心に刻まれていましたが、

  立体的な3次元の世界で観て、深く知ることが出来ました。

  

  ナポリの南に位置するポンペイ。

  79年にその悲劇は起こりました。

  ローマ帝国の繁栄により、心豊かに暮らしを楽しんでいた人々。

  突然の大噴火により、5mもの火山灰が覆い、町は長い眠りにつく・・・。

                 

  18世紀頃から発掘され、ポンペイの町はタイムカプセルのように姿を現す。

  それは、現代よりもっと自然に親しみ、五感に響く工夫がなされた生活。

  当時の人々の人生を愉しむ心の持ち方が伝わってきます。

             

  とても良いエネルギーが感じられる「モザイクの噴水」

  色彩はラベンダー色が使われています。

  デザイン、ドームの形・・・中央の階段から水の流れが感じられるようです。

              

  この前に寝そべって、食事を楽しんだ。

  ブドウ棚が陽射しを遮り、爽やかな風が入る。

  目の前の庭には、優しい色合いの草花や実をつける木。

  噴水の音、小鳥のさえずり。

  遠くには海が見える。

  

  遠い時代の癒しの場所に、心を飛ばせ平穏を感じました。

  

         白大理石で存在が一層輝く、肖像の数々。

         栄光の都ローマと、ポンペイの悲劇。

          歴史の扉を開く、展覧会

                            (8月22日まで)

                          

                           

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2010年5月 1日 (土)

「燕子花図屏風」を観に・・・。

   先週東京から帰ったばかりなのに、もう今月の予定は根津美術館。

   6月も行くし5月はやめようかな~と、一瞬迷ったのですが、

   尾形光琳の 「燕子花図屏風」は期間限定。(4月24日~5月23日まで)

   新根津美術館では初めての展示。 4年ぶりという。

   気になりながらも、いまだ実物を観るチャンスがなかった。

   やっぱり、行かなきゃ。 

   昨年一緒に行った友人にメールすると、皆OK! ヨカッタ~。

   ・・・それが2日前のこと。

 

  “今日の「美の巨人たち」は必見よ!”とKさんからメール。

  番組を見ると、まさに【尾形光琳の 「燕子花図屏風」】

  一目見たら強い印象で忘れられないこの屏風絵の謎が解説された。

  全面が金箔の上に2色の岩絵の具のみで描かれている。

  たった2色・・・。

  そして、モチーフは燕子花(カキツバタ)だけ。

  土や根、他のものは一切ない。

  極限までテーマを絞りきり、斬新な表現の屏風絵は他にないと思う。

  

   尾形光琳は、京都の裕福な呉服商に生まれ、

   幼少から美術工芸品に親しむ環境に育った。

   本格的に絵を描くようになったのは、40代になってからのこと。

   「燕子花図屏風」に感じられるデザインと絵画の境界線にあるような絵は、

   光琳が着物の文様絵付けや工芸品の意匠も手がけていたことに繋がる。

   

   この絵は時代を超えて、なお現代だからこそ賞賛される感性に満ちている。

   心地良いリズムを感じるこの絵には中心がないという。

   光琳は、人がこの屏風の前に座ることを前提に、

   どのように映えるのかを描いたという。

       

   番組の最後に、

   “この屏風絵の前に人がいることを想像して下さい。

   そのとき、花の群れはどんな言葉を奏でるのか・・・”

                  

         荘厳なオーラ漂う「燕子花図屏風」

         実物と向き合って、どのように心が波打つのか・・・

         これは、観に行く価値があります。

                                 

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2010年3月21日 (日)

アンサンブル・エルヴェ

  

   “エルヴェ” とは、

   フランス語の「作り上げる、向上する」という意味に由来するそうです。

   講座を受講中のMさんが、ヴィオラ奏者として出演されました。

   何かきれいな音色を聴いてみたい思っていたところに、

   タイミング良く演奏会がありました。

   札幌サンプラザホールにて、第5回の演奏会になるそうです。

   チェロ、コントラバスの男性3人と、ヴァイオリン、ヴィオラの女性9人。

   きれいな色のロングドレスを着て登場だったので、

   それだけでもうっとり優雅な気分。

   ジーンズ姿が印象的なMさんも

   いつものイメージと違っていて気づかない位。

   

   *ヤナーチェク・弦楽の為の組曲

   *ドヴォルザーク・バガテル 作品47

   *スーク・弦楽セレナーデ変ホ長調 作品6

      

   あまり知られていない曲でしたが、

   とてもすんなり入れるきれいな曲でした。

   心に響く美しい音色・・・。

   小鳥のさえずり、 小川のせせらぎ、 美しい風景が目に浮かぶようです。

   飛び跳ねるような、ふわふわと揺れているような・・・。

   解きほぐれる・・・アロマトリートメントの感覚と重なります。

   心地良い豊かな時間。

              

   最後の曲は30分でしたが、長くは感じなかった。

   途中で別の場所に行っていたかも。

   五感が喜ぶご馳走を頂いたような・・・。

               

   楽器が奏でる様々な色合いの音の美しさ。

   又、行ってみたくなるような素敵な演奏会でした。

                            

                               

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2010年3月 8日 (月)

パーチメント・クラフト

   

     パーチメント・クラフト・・・ご存知でしょうか?

     私は初めて見ました。

     厚手のトレーシングペーパーに、色々なエンボスペンを使って

     模様や絵を描くものです。

               

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        パーチメント・クラフト展 ~十二単の女たち~

              千葉市民ギャラリー・いなげ

              (旧 神谷伝兵衛別荘)

                          

        ギャラリー内は写真撮影が出来なかったので、

        ご紹介出来なくて、とても残念です。

        この作品は、作家の向井田さんからの特別なプレゼント。

        お花や天使のように立体的に作ってあるものや、

        レース模様のように繊細な柄を施してある作品がありました。

        

        それはそれは、素晴らしい手の込んだ作品の数々で、

        文章でお伝えするのは難しい・・・。

               

        技法などを気さくに教えて下さったり、今までの道のりを伺いました。

        北海道に住んでいらした時に、

        白老から札幌までの遠い距離を、教室に通って学んだそうです。

        向井田さんは、元々油絵を描いていらした方なので、

        作品のデッサンや構成、感性やアイディアなどに

        深いこだわりや光るものが見受けられました。

                 

        障害のあるお子さん達をアトリエに招いて、辛抱強く待った結果、

        ある日絵を描き始め、みるみる上達し展覧会で賞を戴いたというお話。

        伺っているだけで、鳥肌が立つくらい心に迫り涙が溢れました。

                    

                  初めてお会いして、短い時間の中での会話なのですが、

        向井田さんと私達の心が通じ合えたのです。

        不思議な繋がりが他にも色々ありました。

              

        現在は、パーチメント・クラフトを制作し、

        その代金はアフガニスタンの子供たちに送っているそうです。

        ブランコを作ったり、日本での夏休みを楽しませてあげたそうです。

        

        パンフレットに次のような言葉がありました。

     “私のパーチメント・クラフトが少しでも向上したところがあるとしたら、

      それはアフガニスタンの子どもたちのおかげです。

      彼らにも感謝したいと思います。”

              

      温かい心で真摯に歩んでいる方の人間性の大きさを感じると共に、

      これからの自分の生き方に指針を与えて下さったように思いました。

                

                    

       001

       

          ふと、立ち寄った小さなギャラリーに、

          大きな愛が溢れて。

                 

                   

                           

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2009年11月29日 (日)

トリニティーパワースポット*新・根津美術館

 

  リニューアルされた根津美術館

  羽田から直行。 

  表参道で待ち合わせ。 (A5出口から5分ほど)

             

      雨が上がり、青空が広がっていきます。

      プラダやカルティエなどの超近代的なビルを通り過ぎ、

      根津美術館の交差点に出る。

             

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      初めて見る隈研吾氏による新根津美術館。

      圧倒的な存在感にため息。

      ・・・素晴らしい。

      一列に並ぶ竹の塀と、漆黒の瓦。

      最先端な青山の街にも溶け込む、

      日本的な美と研ぎ澄まされた現代的な美との融合。

      以前の位置と違って、横断歩道を進むとそのまま入口になる。

           

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         中への期待感が膨らみます。

           

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       《月の石舟》に水を湛えて。

                

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   黒い石、天井。 竹の美しさ。 

   こんなに美しい美術館のアプローチは、初めて。

                 

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    ここを歩くだけで、これから始まる素敵な時間を予感できる。

    異空間に行く為のチェンジロード。

    入口までの空気と違う。

    建築から、沸々と醸し出されるパワー。

    オープンしたばかりの場が持つ新鮮な輝き。

          

    中に入ると、仏像の背景にガラス越しの紅葉。

               

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     美術館から庭園に降りていく。

     起伏が豊かなので、多彩な角度で紅葉を楽しめる。

                

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       又、こんなに素晴らしい紅葉を見れるなんて幸せ。

       冬の札幌から、秋の東京へ、季節が戻った。

            

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          ここが都会の真ん中なんて思えない・・・。

                 

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         モミジの葉が小さいので、繊細な印象。

           

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        光と影。

        この色の組み合わせも、素敵。

                   

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          これはアカマツですね。

          枝振りが面白い。

              

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      ススキも紅葉を背に風情があります。

           

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   17,000㎡の広い庭園には、4棟の茶室や池があります。

   水面に映る紅葉も美しい。

          

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           京都に来たような気分・・・。

           目も心も、洗われます。

        

        お庭を堪能したあと、NEZU CAFEでランチ。

        ガラス張りの建物で、紅葉を楽しみながら。

                 

           隈研吾氏の美意識が隅々まで行き届いた美術館の中。

        本当に気持ち良く、居心地が良い。

         開館から1年間は、「新創記念特別展」として、

        8回にテーマを分け、コレクションが展示されます。

            

        今回は、「第2部 根津青山の茶の湯」

        中でも、《歳暮茶会(壷割茶会)》

        《雪見の茶》の展示が興味深い。

        完璧な壷を千利休の美意識に習って、

        わざと割った壷がありました。

            

        日本的な侘び寂び。 

        間の重要性。

        未完成の美学を感じる。

       

        掛け軸、水指、茶杓、茶碗・・・。

        織部、備前、信楽・・・一つ一つ丁寧に観て。

        香炉や香道の一式もあり、昔の平穏な楽しみを偲ぶ。

       

        コレクション展では、国宝の「鶉図」が際立っています。 必見。

        桃山時代や江戸時代の蒔絵、螺鈿の工芸品。

        細やかで緻密な名品に、心を打たれます。

        日本文化を再発見。

                      

                 展示品の世界は、自分と遠い所にありますが、

        興味を持つきっかけになり、新しい世界を広げられる。

           

              良いものを観る。

              美しい空間に身を置く。

              感性を磨く。

              心豊かな時間・・・。

        

        たっぷりと4時間以上いました。

        庭園、建築、名品。

        三位一体の美が調和して、強いエネルギーにくらくらするほど。

       

          ここは、行くべき美術館。

          新鮮な良いエネルギーがたくさん漂っている。

          今、お薦めのパワースポット。

                    

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         3人で共有したから、ここのパワーを存分に受けたのかも

         気持ちが高揚して、

         これは絶対良いことあるわ~、と確信しました。

         そして、良いこと、愉しい事、サプライズの東京ステイでした。

                    

                   

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