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2011年4月21日 (木)

「香り~かぐわしき名宝展」 2

       

        011

    昨日の続きです。

     Ⅱ.香道と香りの道具

     Ⅲ.香りの日本文化 2  武家から庶民へ

     Ⅳ.絵画の香り

              

       香道が、実際にどのような部屋で行われていたかという、

       しつらえが展示してあり、三次元的に分かるようになっていました。

       蒔絵の素晴らしいお道具の数々。

       工芸品としての価値も高い。

       日本人の繊細な技が生きています。

              

       嫁入り道具の一つとしても、重要な位置を占めていたそうです。

       香道は、「聞香」という一種のゲームのように楽しみ、

       相撲香、競馬香など、遊び心のある品も作られるようになって、

       一層、広がっていきました。

               

       和服で正座し、静かに・・・ 五感を研ぎ澄ます豊かな時間。

       現代では、忘れがちな部分ですね。

             

       いと こうばしく薫る人物 源氏の君。

       「源氏物語」にも、香りは深く浸透しています。

       江戸時代の浮世絵や風俗画にも、

       香りを暮らしに取り入れている様子が描かれています。

       最後の章は、いよいよ、絵画と香り。

   

    「芸術の上に、常に欲しいと思うのは、芳しさです」~速水御舟

       

       この展覧会の中で、ひときわ印象に残ったのは、「夜梅」   

           ひんやりとした春浅い暗闇の中、朧月が浮かぶ。

           凛とした枝振りの白梅の花。

           彩色もモノトーンのグラデーション。

           描かれている形も、潔いシンプルさで、

           ただ、梅の香りを見事に薫らせて。

           絵に透明感のある品を感じる。

               

       「芍薬図」  降りしきる雨に打たれた、紅い芍薬。

               雨の匂いも雨音も、芍薬の香りも・・・。

                      

       「楚蓮香之図」   上村松園

           楚蓮香とは、伝説上の美人。

           体中から芳しい香りを発していたという。

           その周りを、蝶が舞う。

           まるで、花の香りに魅せられているかのように・・・。

       

           どれも、素晴らしき、芳しき絵画でした。

                 

    何箇所かに、香りを楽しめる装置や、2mの白檀なども展示されています。

    べチバーの根、バレリアンの吉草根も、実際のものを初めて見れました。

    お薦めの展覧会です。  5月29日まで。

            

        時代とともに、香りの取り入れ方は変わってきましたが、

        見えないものを、心で見る、心で感じる感性。

        いつまでも、大切にしていきたいですね。

                           

          

                       

                      016_2         

                      藝大前の桃林堂  小鯛焼

                                          

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コメント

私もやっと行ってきました。
ワクワクする香り展でした。
絵画を鑑賞しながら、香りをイメージしてみるのは
楽しい経験でした。

投稿: 苑香 | 2011年5月 3日 (火) 09:26

苑香さん 

 香りと、芸術のコラボレーション、楽しかったですね。

 和の香りにも、一層興味持てました。

 現代より、アロマな時代でしたね  

投稿: グリーンアーチ | 2011年5月 3日 (火) 09:41

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