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2010年4月22日 (木)

「マネとモダン・パリ展」

 丸の内ブリックスクエアの一角にある「三菱一号館美術館」

 開館記念展として、マネの作品を中心とした展覧会を開催しています。

     (7月25日まで)

 レンガの外観が印象的な建築は、ジョサイア・コンドルによる設計。

 老朽化したものを、解体し復元して生まれ変わった建築です。

 美術館としてはコンパクトですが以前のものを再利用しているので、

 落ち着いた趣きが感じられる。

 窓から緑の広場が見渡せるのもホッとできる良さです。

                  

    015

 記念すべき展覧会で選ばれたのは、マネ。

 パリのブルジョワの生まれで、何不自由なく育った。

 それまでの絵画の常識を覆す革命的なことを次々と挑戦していきます。

 描き方、テーマ、表現方法など。

 時にスキャンダラスなセンセーションを起こした作品もありますが、

 マネ独特の感性で描き続け、時代に新風を吹きこみました。

 「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」観る人を離さないような、真っ直ぐな視線。

 逆光に浮かぶ白い肌。黒い帽子と黒い服。

 色彩を抑えてシンプルに白と黒で構成され、

 すみれの紫がその均衡を和らげている。

 シャネルカラーは、この絵からヒントを得たのかもしれない…。

 パリの街と共に生きたマネのアンニュイさと、

 洗練された色彩感覚が際立っている作品です。

 立ち止まらずにいられないような、この視線に会いにいらして下さい。 

 …きっと、その目は何かを語ることでしょう。

 

        日本のビジネスの中枢である丸の内界隈と、

        マネの挑戦する情熱が、程よくリンクするのを感じながら…。

                                     

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