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2009年5月13日 (水)

北海道大学のオオバナノエンレイソウ

 北大は広い! ほんとに広い!!

 200万都市の中心地に、これだけの敷地がある大学は稀有でしょう。

 南北に2km、東西に1.6kmの約178ha。建物の比率は12%。

 この広いどこかにオオバナノエンレイソウが咲いているという。

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 タンポポ畑のようなキャンパス。

 まぁ、ジンギスカンをしている・・・さすが北海道。

 空気もさわやか。

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       まずは定番のポプラ並木へ。

       ざわざわと葉が騒ぐ。

       北海道の風の通り道。

 平成16年の台風で、多くのポプラが被害を受けました。

 それを知った全国の人から、励ましの手紙がたくさん北大に届いたそうです。

 そして活発な論議の末、基本理念の「フロンティア精神」に満ち溢れた方法で再生し

 北大のシンボルとして、又北海道らしい風景として、こうして残ったのです。

 旅行で訪れた方の色々な思いが、さやさやと感じられます。

 

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      やはりこの景色は北海道らしい。

       ポプラは写真に収まりきれません。

      隣りにある「花木園」にあるかな、と思ったのですが見当たりませんでした。

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 でもクロユリがひっそり咲いていました。

 元々は、敷地内にたくさんあったそうですが、今はこうして保護しているそうです。

       

       自転車で来て良かった。

       あっちこっち、移動が楽です。

       さてと・・・どこに咲いているのでしょう。

       学生さんに聞いても、きっと知らないと思うし。

       自分の勘で探した方が感激もひとしおだから・・・。

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        走り回っているうちに、「エンレイソウ」という看板。

        あ、でもレストランの名前。

        もしやこの近くかな?と、池の周りを一周・・・ない。

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      そして、ふとレストランの窓の近く、人が通らないような所に、

      見つけました!

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   3枚の真っ白な花びらは、目立つのです。(探している私にとっては。)

   静かにひっそり咲いていました。

   やっぱりきれいな純白です。

   ふんわりした葉に手招きされるように、写真を撮りました.。

   木のそばにいたり、

   並んでいたり、大きさも様々。

   そして小さな葉だけのもあります。

   これは、あと4,5年先に咲くのでしょうね。

 

 とりあえず会えたけれど、校章になる位だからもっと群生している所があるはず。

 又、走ってみます。

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   メインストリートから左に入った森の中に

   ちらちらと咲いているのを見つけてました。

   喜んで視線を広げると、その奥の方にたくさんの群生が見つかりました。

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 ここだったのね。

 あんなに咲いている。 良かった!

  クロユリのように減少していたら悲しいもの。。。

 緑の中、3枚の白い花のデザインは目立ちます。

 道から外れた奥の方でそれ以上は近づけない、

 きっとあまり気づかれない、そんな場所にたくさん・・・。

 ちゃんと残されていた。

 それが確認できて、ほっと幸せな気持ちになりました。

   

   冬に、六花亭のお菓子(白い花の咲く頃)に書かれてあった花の絵と、

   メッセージから、是非実物を見たい、と思った私の夢は叶いました。

   オオバナノエンレイソウに会いに行く過程で、他の植物や、素敵な景色や、

   人にも触れ合う事が出来て、楽しいストーリーになりました。

           

           10年近くもかかって作り出す花の色だから、

           粒子の濃い、際立つ「白」なのでしょう。

           ・・・5月の北海道に、似合う花。

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 最後は「エルムの森」に立ち寄り植物図鑑を眺め、エンレイソウを深く知りました。

 最高の気分でしたので、「雪の天使たち」というブルーベリー酒をお土産に・・・。

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   エンレイソウ属植物の開花個体は、いずれも3枚の花弁状の内花被片、3枚の外花被片、

   3枚の葉、3室の雌蘂と、3が木本数となった構造を持つ。

   しかし種子が発芽してしばらくは葉が1枚しかない。発芽して1年はこの状態。

   その翌年からやや幅広い心形の1枚葉に変わり、この1枚段階は少なくとも4-5年の間続くが

   毎シーズンの光合成を通じて地下の根茎に貯蔵物質を蓄え、

   葉及び個体サイズを徐々に大きくする。

   その後3枚の葉をつけるようになるが、開花までにはさらに4‐5年が必要である。

   毎年順調に成長しても、種子から開花までには優に10年以上の年数が必要になる。

   この長い道のりの間に減少する。成長は遅滞。

   しかし一度開花に到達した個体の生存率は非常に高く、その後毎年安定して開花する。

   分布図・・・北海道が90%  わずかに東北地方

                     ~「植物生活史図鑑」   監修 河野 昭一  より抜粋~

          

           人気ブログランキングへ どうも有難うございます

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